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プログラミングで論理的思考ができない人の特徴と訓練方法

悩みと対策

プログラミングを学び始めてみたけれど、論理的に考えるのが苦手という人もいると思います。「コードは書けるけど、どうやって考えたらいいのかわからない」と悩むのは普通です。

たかふみ
たかふみ

僕もいろいろと悩みました

論理的思考はプログラミングの基本とも言えるスキルです。訓練すれば習得できるので、あまり真剣に悩む必要はありません。

〇おすすめのプログラミングスクール
ディープロ
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今回は、論理的思考ができない人の特徴や具体的な訓練方法などを紹介します。

プログラミングの論理的思考とは

論理的思考とは、わかりやすく簡単に言うと「筋道を立てて考えること」です。

論理的思考には、いくつかの方法があります。

・演繹法
前提1: すべての人間は死ぬ。
前提2: ソクラテスは人間である。
結論: したがって、ソクラテスは死ぬ。

・帰納法
前提: これまでに見た白鳥は、すべて白かった。
結論: すべての白鳥は白いかもしれない(ただし、これは必ずしも正しいとは限らない)。

・仮説検証:
1.問題が発生した原因の仮説を立てる。
2.仮説に基づいて実験を行う。
3.結果を分析して仮説の正しさを検証する。

・因果関係
1.ある薬を服用した後に症状が改善した。
2.他の要因を考慮したうえで、その薬が効果的であると結論付ける。

論理的思考は問題を体系的に分析できるため、最適な解決策を見つけるためには不可欠です。感情に流されず客観的に判断するためにも欠かせません。

プログラミングの論理的思考ができない人・苦手な人の特徴

プログラミングの論理的思考ができない人や苦手な人には、次のような特徴があります。

・問題を全体的に捉えすぎる人
・「なぜそうするのか」を考えずにコーディングする人
・手順を考えるのが苦手な人
・プログラムの流れを視覚化できない人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

問題を全体的に捉えすぎる人

論理的思考が苦手な人は、問題を全体として1度に解決しようとしてしまいがちです。

〇論理的思考ができる人
複雑な問題を細分化する
ひとつひとつのステップをクリアしながら問題解決に向かう

課題を細かいステップに分解しないで、全体をひとつの大きな問題として捉えると失敗します。

「なぜそうするのか」を考えずにコーディングする人

表面的に「こう書けば動く」と考えてコーディングする人は、論理的思考の訓練が不足しています。コードの意味や目的を十分理解していない可能性もあるので注意が必要です。

論理的思考ができる人は、コードの背後にある目的や理由を意識しながら「どうしてそれが正しいのか」を説明できます。

手順を考えるのが苦手な人

プログラミングでは処理の順番が重要です。しかし、論理的思考が苦手な人は、どの処理を先に行い、どの処理を後にすべきかを考えるのが難しく感じます。

そのためにプログラムが意図した通りに動かず、しばしばエラーが発生してしまいます。

プログラムの流れを視覚化できない人

論理的思考ができない人は、プログラム実行の流れと処理の順序を頭の中でビジュアル的に整理するのが苦手です。

〇論理的思考ができる人
頭の中でフローチャートのように処理を整理する
コードがどう動くかをイメージしながら設計する

プログラミングの論理的思考ができる人・得意な人の特徴

プログラミングの論理的思考ができる人や得意な人には、次のような特徴があります。

・問題を細かく分解して考えられる人
・処理の必要性を言語化できる人
・頭の中でシミュレーションできる人
・エラーや失敗を情報として扱える人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

問題を細かく分解して考えられる人

論理的思考が得意な人は、いきなり完成形を作ろうとせず問題を小さな要素に分解します。たとえば「ログイン機能を作る」という大きな課題に対しても、実装可能な単位まで落とし込みます。

問題を細かく分解して考える

そのため、どこから手を付けるべきかが明確になり、途中で迷いにくくなります。コードの見通しも良くなるため、修正や拡張も強い設計ができます。

処理の必要性を言語化できる人

論理的思考ができる人は、コードを書く際に処理の必要性を意識しています。条件分岐やループを何となく書くのではなく、その理由を自分の言葉で説明できます。

処理の必要性を言語化

そのため、不要な処理や重複したロジックが減り、コード全体が整理されます。他人に説明する場面でも根拠を持って話せるため、レビューやチーム開発でも評価されやすくなります。

頭の中でシミュレーションできる人

論理的思考ができる人は、コードを文章ではなく動きとして捉えています。

変数にどんな値が入り、条件式がtrueになるのかfalseになるのかを実行前から追いかけられるため、実行結果が想定と違った場合でも、前提が崩れた箇所を冷静に探せます。

なお、これはデバッグ能力にも直結し、経験を積むほど実行しなくてもわかる感覚が養われます。

エラーや失敗を情報として扱える人

論理的思考ができる人は、エラーを能力不足の証拠とは捉えません。むしろ想定と実際の差分を教えてくれる情報として冷静に受け取ります。

エラーメッセージや挙動を手掛かりに、間違っていた箇所や見落としていた条件を切り分けられるのも特徴です。同じミスを繰り返しにくく経験がそのまま論理的思考力として蓄積されます。

プログラミングに論理的思考が必要な理由

プログラミングは問題解決の「手段」です。

この手段を効果的に使うためには、問題を論理的に考えなければいけません。論理的思考ができれば複雑な問題も冷静にひとつひとつのステップを考えて判断できます。

ただし、プログラミングを始めた頃は「どうやって論理的に考えればいいのか」という問題に直面するのが普通です。コードの書き方自体は参考書やオンラインのリソースなどで学べます。しかし、それを組み立てるための論理的思考力を身につけるのは、また別の挑戦です。

論理的思考ができなければプログラマーを続けられない?

現時点で論理的思考が苦手だと感じていても、それが理由でプログラマーを続けられないということはありません。

プログラミングには、条件分岐(if/else)や論理演算子(and/or/not)など、論理的な構造を使う「論理力」が必要ですが、論理力が足りないからといって論理的思考ができないとは言えません。

論理的思考は訓練を通じて徐々に習得できます。プログラミングを続ける中で自然と向上するケースも多いです。

たかふみ
たかふみ

結局は慣れの問題です

プログラマーが論理的思考力を鍛える方法

プログラマーが論理的思考力を鍛える主な方法は、次のとおりです。

・小さな問題から取り組む
・図やフローチャートを使う
・他の人が書いたコードを分析する
・プログラミングの基本に戻る
・プログラミングスクールを活用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

小さな問題から取り組む

まずは小さな問題から取り組んで、基本的な思考プロセスを鍛えましょう。

たとえば、ふたつの数字を入力し、その和を求める簡単な計算プログラムを作成するとします。小さなタスクですが、入力の受け取り方や計算の方法、結果の表示方法など、さまざまな要素を考えなければいけません。

このような要素をひとつずつ論理的に考えて解決していけば、大きな問題に取り組む際の基礎を築けます。

たかふみ
たかふみ

小さな問題を解決する過程では、なぜその方法を選んだのかも自問自答しましょう

図やフローチャートを使う

論理的思考の視覚化も効果的です。図やフローチャートを使えば、複雑な問題や処理の流れを整理できます。

ユーザー登録システムを作る場合を考えてみましょう。フローチャートを使えば、ユーザーの情報入力してから登録完了までの流れを視覚的に表現できます。

ユーザー登録システムの論理的思考フロー図

フローチャートがあれば、各ステップでどのような処理が必要か、どのような条件分岐があるかを把握できます。

図を描く際には、大まかな流れを書き出してから徐々に詳細を追加していくのがおすすめです。

たかふみ
たかふみ

このプロセス自体が論理的思考の訓練になります

他の人が書いたコードを分析する

他のプログラマーが書いたコードを丁寧に分析すると、新しい考え方や問題解決のアプローチを学べます。コードを分析する際には、全体の構造を把握したうえで各部分の機能や役割を理解していきましょう。

これだけでも思考の幅を広げられます。同じ問題に対する違った解決方法の比較もしてみましょう。コードを探して分析したい場合は、下記の利用がおすすめです。

・GitHub
GitHubは、世界中の開発者がコードを共有する最大のプラットフォームです。さまざまな規模と種類のプロジェクトのソースコードを閲覧できます。 スター数の多いプロジェクトは品質が高く、多くの人に支持されているコードです。コミット履歴を追えばプロジェクトの発展過程や問題解決の方法も学べます。

・コーディング学習プラットフォーム
CodecademyfreeCodeCampLeetCodeなどのプラットフォームでは、実際の問題に対する解答例を見ることができます。 同じ問題に対する複数の解法を比較できるので、論理的なコードの書き方を学ぶ際にも役立つでしょう。

・Stack Overflow
Stack Overflowは、プログラミングに関する質問と回答のプラットフォームです。特定の問題に対するさまざまな解決方法を閲覧できます。投票システムによって高品質な回答が上位に表示されるため、効果的に解決方法を学べるでしょう。

プログラミングの基本に戻る

プログラミングの基本に立ち返ることも大切です。基本的な概念や原則を再確認するだけでも、複雑な問題に取り組む際の土台を強化できます。

変数、条件分岐、ループなどの基本的な構造も改めて学び直してみましょう。

このような要素が複雑なプログラムを形成する流れを改めて考察すれば、論理的な思考プロセスを強化できます。

プログラミングスクールを活用する

プログラミングスクールは専門的なカリキュラムと経験豊富な講師のサポートを受けられるため、独学では難しい考え方の習得も可能です。基礎から応用まで段階的に学べば、プログラミングの概念や原理を順序立てて理解できます。

論理的な思考プロセスも自然と身につくのでおすすめです。実践的なプロジェクトに取り組む機会が多いのも特徴です。実際のアプリケーション開発を通じて、問題解決能力や論理的思考力を磨けます。

たかふみ
たかふみ

講師やメンターからの直接的なフィードバックも大きなメリットです

自分のコードや思考プロセスについて専門家からアドバイスを得られれば、効率的に論理的思考力も向上させられます。

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エンジニアにも論理的思考力は不可欠

エンジニアは問題を分解して因果関係を整理し、最適な解決策を組み立てる仕事です。論理的思考力は避けて通れません。コードを書く、仕様を理解する、バグを特定する、クライアントへ説明する、このようなすべてが論理的な判断と説明能力に支えられています。

エンジニアの仕事の本質

技術知識が豊富でも論理的に整理できなければ成果物の質が落ち、コミュニケーションにズレが生じます。結果としてプロジェクト全体の進行に悪影響を及ぼします。

論理的思考ができないSEは要注意

考えないSEはプロジェクトを乱します。要件の理解に時間がかかり判断基準も不安定なため、仕様の解釈ミスやタスクの抜け漏れも招きます。

指示待ちになりやすく、トラブル時には原因の切り分けができず対応が遅れ、周囲の負担が増えることも珍しくありません。

たかふみ
たかふみ

論理的に整然と考えられないSEは実務で大きなリスクとなります

技術の知識以上に、筋道立てて考える力が評価される理由はここにあります。

論理的思考の放棄は論外

考えることをやめた瞬間に成長は止まります。「とりあえず動いたからOK」という姿勢はバグを量産し、品質を著しく低下させる危険な思考習慣です。

論理的思考は才能ではなく訓練で強化できるスキルであり、日々の業務の中で磨かれるものです。考えることをやめるのではなく、問題の構造を理解しようとする意識を持つことが、プロとしての信頼と成果につながります。

まとめ

プログラミングには論理的思考力が求められますが、苦手だからといってプログラマーに向いていないということはありません。日々の訓練で論理的思考力は強化できるので、有用なサイトやプログラミングスクールなどを活用してみましょう。

プログラミング初心者の方は、ぜひ総合ガイドも参考にしてみてください。

この記事を書いた人
たかふみ

高校時代からプログラミングを始め、大学卒業後はIT企業に就職。現在はフリーランスのWebデベロッパーとして活動しています。
 
「1バイトずつ賢くなろう」をモットーに、プログラミングスキルを磨くためのテクニックやキャリアチェンジに関するアドバイスを発信していきます。
 
〇共同執筆:山岡ひかる
Webメディアの制作者としてコンテンツの執筆・編集に携わっています。
 
SEOの観点からも価値ある記事制作を得意としており、読者にわかりやすく信頼できる情報を届けています。

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